男性の悩みとして、いつの時代でも上位に上がってくるのは、薄毛や抜け毛によるハゲることへの恐怖や不安と葛藤です。

何が原因で薄毛や抜け毛が引き起こされるのかを明確に理解した上で、自分で出来る薄毛予防・ハゲ対策法についてお話したいと思います。

薄毛・抜け毛が引き起こされる原因

薄毛や抜け毛が引き起こされる理由には様々なものがありますが、大きく分けて、下記の3つの理由があります。

  • 男性ホルモンDHT
  • 食生活の乱れと不摂生
  • 過剰なストレス

男性ホルモンDHTの影響による薄毛

遺伝的に男性ホルモンを多く持つ人は、その影響により毛乳頭細胞の分裂が阻害されると考えられています。とはいえ男性ホルモンが薄毛の原因と直に紐づいているわけではなく、あくまでも男性ホルモンに関わりのある身体のメカニズムによって薄毛が進行していきます。

男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンが発端として起こる脱毛症の典型です。

ホルモン内に存在するテストステロンが、血液を介して頭皮に存在する5αリダクターゼという酵素と結びつくことで、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。

このDHTが毛乳頭に存在する男子ホルモンレセプターと結合した結果、脱毛因子TGF-βとなり、これが頭皮の細胞に脱毛を促す指令を出すことにより薄毛が進行していくというメカニズムです。

食生活の乱れから脂漏(しろう)による薄毛

皮脂が大量に分泌されると、それが毛穴に詰まり、皮膚が炎症を起こすなどして髪の成長を阻害してしまいます。皮脂の過剰分泌の原因としては、まず食生活の乱れが挙げられます。

脂っこいものばかり食べていたり、逆に甘いものばかり食べていたりすると栄養バランスが偏り、皮脂を産み出す原因となります。

注意しなければいけないのは、たとえバランスの取れた食事を心掛けていたとしても、全体的に高カロリーな食事になってしまうことは避けなければなりません。野菜を中心にバランスの良い食事を心掛けたうえで、常に腹八分を意識した食生活を送ると良いでしょう。

また、皮脂を除去したいからと言ってシャンプーのしすぎも逆効果となる場合があります。強い力で何度も頭皮を擦ると、必要な皮脂膜をも取り除いてしまい、逆に皮脂の過剰分泌を促してしまいます。

ストレスによる血液の循環不良による薄毛

日常生活におけるストレスは、頭皮環境を悪化させます。理由は二つあり、一つは成長ホルモンの分泌量低下です。

成長ホルモンは髪の毛を新たに生やすことはもちろん、生えている髪の毛を成長させる、傷ついた毛穴を修復するなどの重要な役割を担っています。このホルモンは睡眠中に最も多く分泌されるため、質の良い睡眠はそれだけで薄毛対策となります。

もう一つの理由は、血行不良です。人間の身体には日中の活動的な時間に優位になる交感神経と、リラックス時に優位になる副交感神経の2つの自律神経が存在します。

副交感神経には血管を広げる働きがあるため、夜更かしばかりしてずっと交感神経が優位なままだと、血管が広がらず血行不良を引き起こしてしまいます。血行不良が起きると、頭皮に正しく栄養が行き渡らず、髪の毛の成長が停滞してしまいます。

自分でできる!薄毛・抜け毛・ハゲ予防対策

原因が分かったところで、具体的にどのようなハゲ予防対策を日々行っていけば良いのでしょうか?

大豆製品やソイプロテインをとる

端的に言って、薄毛を予防するには髪の毛の主成分である「たんぱく質」を多く摂ることが推奨されます。具体的には、次のような食物を意識して毎日の食生活に取り入れることで、今日からでも薄毛・抜け毛予防をすることができます。

  • 肉、魚、卵や乳製品に代表される動物性たんぱく質
  • 大豆や大豆製品に含まれる植物性タンパク質
  • 野菜・フルーツを始めとするビタミンやミネラル
  • 大豆などに代表されるビタミンやイソフラボン
  • カキや魚介類などに多く含まれる亜鉛

この中でも特に重要なのが大豆と大豆から作られたソイプロテインになります。

ソイプロテインにはタンパク質だけでなく「大豆イソフラボン」が含まれており、ダイエットや美肌、老化予防といったことも期待できます。イソフラボンにはジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する効果がありますので、まさに天然のAGA食材と言えます。大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と構造が似ており、以下のような効果が期待できます。

  • 肌の弾力、しわの改善
  • コレステロールを減らす
  • 髪にハリやツヤを出す

こうしたさまざま機能が大豆イソフラボンにあることがわかっています。よって、髪も含めたエイジングケアも兼ねるならソイプロテインを毎日採ることが一番におすすめです。

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質の高い睡眠を心掛ける

髪を成長させるための成長ホルモンは、深い眠りについた時に多く分泌されます。毎日質の高い睡眠をとっていれば、薄毛予防が習慣となるため効果は非常に大きいと言えます。

  • 毎晩午後11時から午前1時までの間に就寝し、合計6時間以上の睡眠時間を確保する
    この午後11時から午前1時までの間が最も成長ホルモンの分泌量が多いとされています。
  • 就寝前、落ち着いた雰囲気の音楽をかけるなどして身体をリラックスさせる
    身体をリラックスさせることで副交感神経を優位に働かせ、血流を良くするとともに深い眠りに入りやすくなります。また読書をすると急に眠くなりますので、寝る前の読書もおすすめです。間違ってもブルーライトを出して入眠を妨げるスマホは見ないようにしましょう!

就寝前1時間は、スマホやパソコンを避けるのがベストです。ちょっとメールをチェックする程度でしたら問題はありませんが、じっくり検索したり動画を見るのはおすすめできません。明らかに睡眠の質が落ちるからです。

過度な飲酒・喫煙を避ける

過度の飲酒や喫煙は身体にダメージを与えるだけでなく、頭皮の血行を悪化させたり、髪の毛に行くはずの栄養を阻害したりと良いことがありません。

喫煙習慣がある人は思い切って禁煙し、ついついお酒を飲み過ぎてしまう人は意識してセーブするよう心がけると良いでしょう。たとえば毎日晩酌をする人であれば、週に1日から2日は休刊日を設け、体を休ませてあげることが大切です。

ストレスを溜めすぎない

日々の生活で発生する諸々のストレスも、頭皮環境に悪影響を及ぼします。

血行不良、栄養不足といった形でそれらは現れ、薄毛の原因となるのです。ストレスを溜め込みがちの人は、次の項を参考に適度にストレスを発散すると良いでしょう。

  • ウォーキングなどの有酸素運動を行う
    一日最低5000歩は歩くようにしてください。これで健康が保たれます。体の健康度と髪の毛の健康度は比例しますので、ストレス発散というだけでなく、健康維持のために歩きましょう。
  • 大好きな趣味に打ち込む時間を作る
  • 気の知れた仲間と遊びに出かけたり、定期的に旅行に出かける
  • セックスをする
    男性にとっての最高の悦びはこれでしょう!ストレスも一気に消え去ります。

最後は医学の力で薄毛進行を抑える

上記にあげた薄毛対策法は、日常の生活習慣と食生活を改善することにより、肉体の健全化から抜け毛を予防し、その結果として薄毛対策となるものです。

よって、これらを外して髪の毛だけフサフサにしたいというのはハッキリいって難しいと言えます。だからこそ、まずは生活を変えましょう。

とは言っても、正しい生活という自然療法だけでは完全なAGA対策は出来ません。正しい生活を送って精神と肉体を整えた上で、医学の力をプラスすることで、完全な抜け毛・薄毛・ハゲ対策となるのです。

AGA治療薬は海外製のジェネリック医薬品がベスト

ところでAGAの治療を日本の病院で行うと結構高くつきます。最近では安い薬も出してくれるようになりましたが、結局は医院が輸入している海外製のジェネリック医薬品であったりします。

それならば、最初から個人輸入でいいのでは?というのが私の考えです。もちろん全て自己責任になりますが、もう15年以上個人輸入で良い状態をキープできています。

副作用の激しいミノキシジル・タブレットは危険!だから使うな

私も二回ほどミノキシジル・タブレット(ミノタブ)を試してみましたが、これは副作用がやばいですね。相当な肉体・血管・血圧への悪影響があると思われます。実際に薬品が原因の不整脈は命に関わる場合もありますので、薬の副作用には注意が必要です。初期脱毛も半端ないので、その段階で服用をストップされる方も多いと聞きます。

私の体は薬品に敏感なので、そのヤバさがダイレクトに伝わって服用を止めたのがミノタブです。もちろん何ともない人もいますが、それはその人の感じ方が鈍いため、なんとかなっているのでは、と思うのです。とにかく体調の悪さが半端なかったので、二度と使用しません。

フィスナリド系のプロペシアは効果が弱い

フィスナリド系のプロペシアは個人的には効き目が弱いと感じています。

事実、フィナステリドの半減期は6~8時間ですので、DHT生成量が多めの人には効果は薄いと思います。個人的にも年間を通しての効果は実感していないため、フィナステリドは止めました。

AGA治療薬はデュタステリドの一択

結論としてデュタステリド・ジェネリックの一択というのが、私の結論であります。毎日服用することでほぼ確実に抜け毛は止まります。

低用量の服用として0.1mgから売られていますので、ある程度フサフサしてきたら、通常販売されているメインの0.5mgを半錠にしたり1/4錠にしたり、工夫して服用しています。安全性の高い薬品であっても薬の服用量は少ないに越したことはありません。0.5mgを4等分にしても0.125mgになりますので、0.1mgのデュタステリドよりも多いと言えます。

0.1mgのデュタステリドは、フィナステリド1錠と同じ効果があると言われていますので、自分で調整すればコスパも格段に良くなります。

今私が使っているのが、実績のある安心のSava(サバ)社が製造しているジェネリックで、これが現在のコスパ最強ではないかと思います。

★デュタステリド0.5mg30錠(Sava社)