人に相談しづらい悩みの一つとしてワキガがあります。ワキガは命に関わるような病気ではありませんが、臭いがひどい場合には人間関係にも影響しかねない、深刻な悩みの1つです。

特に汗をかきやすい夏にはワキガを気にするあまりに行動的でなくなったり、精神的にもキツいものがあります。

そうならないためにも、3日~5日間も効果がある究極の臭い防止策やワキガ対策としての衣服の選び方、洗い方の秘訣をお教えします。

ワキガとは?

ワキガは正式には腋臭症(えきしゅうしょう)と言います。

人の汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺という二つの汗腺があり、このうちアポクリン腺から出る汗に含まれる皮脂が、体表面の細菌を分解する際に発する強い臭いが<ワキガ>と呼ばれています。

ワキガの原因と症状

前述したようにワキガの原因はアポクリン腺から出る汗の臭いにあります。アポクリン腺は第二次成長期に発達すると言われており、思春期にワキガが始まることが多いのです。ワキガの臭いが活発になる年齢としては、思春期から40代くらいが最も多いと言われています。
ワキガの原因としは下記の2点があります。

  • 汗の量が多い
  • 遺伝的なもの

特に遺伝的な要素は大きく、親がワキガの治療に通っている際にその子供もワキガで悩まされ、一緒に治療を受けることも稀ではありません。

一説には耳垢が粘着性の人はワキガが多いとも言われています。耳垢のタイプも遺伝的な要素が大きいので、ワキガも遺伝的な要素が大きいと言われているのです。

ワキガの治療法

昔からワキガで悩んでいる人は大勢います。そこでいろいろなワキガに対する対処法が試されてきました。

身近な工夫で防ぐことが出来る対処法もあれば、手術など大掛かりな対処法もあります。現在行われているワキガに対する主な対処法は下記のとおりです。

  • 制汗剤を使う
  • ボトックス注射
  • 手術
  • レーザー治療

ワキガは気になるけど命に別状はないため、手術まではどうかと考える方が多いと思います。できれば簡単に解決する手段はないかとお探しの方がほとんどではないでしょうか?

私も若干臭いが気になりますが、制汗剤のみで何とかなっておりますので、この記事のラストの方で紹介したいと思います。

ワキガ対策

ワキガで悩む人のほとんどはワキガ対策に頭を悩ませていると言っても過言ではありません。

特に夏の洋服に染み付いてしまったシミや臭いには敏感になっている人が多いのです。一見関係ないように見える繊維とワキガの関係ですが、実は両者には密接な関係があります。洋服の選び方を変えるだけで、外部に発散するワキガの臭いを軽減させることができるのです。

ワキガ対策としての衣服の選び方

  • ポリエステルなどの化学繊維の肌着はつけない
  • 肌に直接触れる衣服は、なるべくコットンなどの天然繊維を選ぶ

特に肌着に天然素材を選ぶことはとても大切なことです。天然繊維は化学繊維と違い通気性がよく汗で蒸れることが少ないからです。

ワキガの臭いは汗で蒸れることでよりひどくなってしまいますから、ワキガの臭いを少しでも軽減させたい場合は通気性や吸水性の良い素材を選ぶことが大きなポイントとなってくるのです。また天然繊維の中でもコットンは手に入れやすく吸水性、吸湿性に優れているのでワキガ対策におすすめの素材です。

コットン素材と書かれている衣類でも注意深くタグを調べてみると化学繊維が混ざっていることもあるので、購入の際にはよく確認することが大切です。

ワキガ対策としての衣類の洗い方

ワキガの臭いが衣服についてしまった場合、きれいにその臭いを取りきることは難しいとされています。
そこでワキガの臭いがついてしまった衣服の洗濯の方法をみてみましょう。

  • 市販の酸素系漂白剤を使用する
  • 洗剤を使い衣服をつけ置き洗いする
  • クリーニング店で汗抜き処理をしてもらう
  • 次亜塩素酸水生成パウダーを洗濯機に入れる

手洗いで洗濯できる衣服の場合、市販の酸素系漂白剤を使うことでワキガの臭いを落とすことができます。

漂白剤には除菌作用があるため、ワキガのもとになる細菌を減らすことでワキガの臭いを抑えることが出来るのです。また洗剤につけ置き洗いをすることでも、ワキガの臭いをある程度取ることができます。

難しいのは手洗いをできない衣服の洗濯です。クリーニング店でドライクリーニングをしてもらうことでワキガの臭いを取ることが出来ると思われていますが、ドライクリーニングではワキガの臭いをとることはできません。クリーニング店に頼むときは、ドライクリーニングではなく汗抜き処理をしてもらいましょう。

次亜塩素酸水生成パウダーを使うのがコスパ最強

ワキガの臭いが付いた服だけでなく、部屋干しでの臭いも気になるところです。

実は一発で洋服についた臭いを消す方法があり、コスパ最強でもありますので紹介します。

この次亜塩素酸水生成パウダーを付属の計量スプーンで1杯洗濯機に入れるだけで、嘘のように部屋干し臭もなくなり、服についたワキガ臭も消すことができます。さらに除菌もしてくれるので高い洗剤を買う必要もありません。

計量スプーンも極小で、1回分は僅かに小指の爪くらいの量ですのでコスパ最強です。水に溶かして家の中の消臭剤・除菌剤としても使えるので万能です。しかもアマゾンで激安で購入できます。私は夏だけでなく一年中、毎回の洗濯に使っています。

■次亜塩素酸水生成パウダー

ワキガを抑える制汗剤はこれ

市販の制汗剤ってあんまり効果ありませんよね。私も過去にいろいろ試しましたが、どれも一日持ちません。

しかし医療用でしたら3~5日間持続する優れものもあることが分かりました。それが世界的に使われている「パースピレックス・ロールオン20ml」です。若干お値段はしますが、3日に一度でいいのでコスパも良く、効果がある医療用ですので効かない日本製を使い続けるよりも結果としていいと思います。まとめ買いで単価も大幅に下がるので、複数買いがお得です。

パースピレックス・ロールオンは海外で人気の高い、有名な医療用制汗剤です。特にワキ汗・ワキガ改善に適しています。

ワキの下に就寝前に塗布することで、3~5日間もの間ワキ汗や臭いを強力に抑制してくれます。ワキ以外にも、手のひら・足の裏などの多汗でお悩みの部位にも使用可能です。

パースピレックス・ロールオンの有効成分は塩化アルミニウムです。塩化アルミニウムが汗腺の奥に角栓を作ることで、汗腺にフタをして、物理的に汗をシャットアウトすることができます。発汗自体を抑制するため、汗中の細菌繁殖による臭いもなくなります。

汗や臭いをカモフラージュするような市販の制汗剤とは作用機序が全く異なり、効果の強さも格段上です。

パースピレックス・ロールオンは効果の持続時間が3~5日間と圧倒的に長く、スポーツや入浴後に塗り直さなくても効果が消えないことが特徴です。また、無香料・無臭で、皮膚への刺激性やアレルギーの心配も基本的にありません。

使い始め1週間以降は数日に1度の使用で済むため、1本で大体2~3ヶ月もちます。

国内では処方せん医薬品として認可されておりませんが、多汗症治療に特化した一部のクリニックでは自費診療で処方してもらうことができます。日本皮膚科学会の多汗症診療ガイドラインでも、パースピレックス・ロールオンのような塩化アルミニウム製剤は治療の第1選択として推奨されています。

■パースピレックスロールの詳細はこちらから
パースピレックスロール オリジナル
自然成分のみでワキガを抑えた方

一番おすすめできないのが、実は日本のドラッグストアで売っている日本の製品なんですね。体臭は欧米人の方が強いため、海外製品の方が効果は高いのです。上記のような医療品ではありませんが、自然成分のみで24時間効果が持続する製品がアイハーブでも買えます。